歌舞伎は長い歴史を持つ伝統芸能だけあって、古くから疲れる独特の用語が数多くあります。

専門用語を知ることで、より深く歌舞伎の世界が分かるようになります。

歌舞伎言葉の中には、転じて日本語として用いられるものも多く、歌舞伎が日本文化に与えた影響も見て取ることができ、非常に興味深いところがあります。

それでは鑑賞に役立つ代表的な用語を見ていきましょう。

劇場と1年間の契約を結んだ俳優の顔ぶれをみせる「顔見世」、現在は京都の南座、12月興行でその名残を見ることができます。

この名称だけが残ったのが「顔見世興行」です。

俳優や劇団を後援する人を指す「ご贔屓」。

江戸時代から特定の俳優を支援する形は受け継がれているようですが、当時は家を支援するなど絶大なものだったようです。

観客の目の前で瞬時に衣装を変える演出「引き抜き」。

これは上に来ている衣装に縫い付けていた糸を抜き、着物を引き抜くと、下の衣装が現れることから引き抜きと呼ばれています。

その他、悪人に見えた人物が実は善人であったことがわかる場面を「もどり」、官能的な場面を「濡れ場」と呼ぶなど、独特の言い回しはたくさんあります。

用語を知ることで、歌舞伎の世界観をより深く理解することができます。

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